民主党CMが象徴するもの
2007-01-15


なぜか背広姿で帆船に乗り込み、嵐の海を進む民主党丸。
参院選を控え、自民党ばりのイメージ戦略展開による支持層拡大を狙ったのだろうが、
「スベッた」CMとは、正にこういうものを指すのだろう。

民主党支持が伸びないのは、国民に何を期待されているのかを民主党自身が全く理解していない事に尽きるのだが
それが全く変わっていない事を、このCMも象徴している。
民主党の意図に反して、このCMからは党が危機的状況にあることと、3人の実力者が手を握らなければ
党がバラバラになってしまう、というイメージしか伝わって来ない。
自民党の理不尽さを指摘するでもなく、政策の違いを強調するでもなく、単に舵取りを任せて欲しいという
こんなイメージCMで支持を集められると本気で考えているとしたら、この党も自民党と同じく
国民をこの程度のものとして見下しているという事なのだろう。
[政治]

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